本当は嘘つきな統計数字

本当は嘘つきな統計数字 (幻冬舎新書)

本当は嘘つきな統計数字 (幻冬舎新書)

内容はそのタイトルが表す通り、我々は統計数字を正確に読み取ることができずに、しばしば誤解してしまう。ということ。
結局、嘘を吐いているのは人間だし、勝手に誤解するのも人間。あたりまえさ。

人間が嘘を吐いたり、誤解したりすることは、この本を読むまでもなく誰でも知っていることだ。
しかし、誤解の仕方には傾向がり、それを知っておくことは有効かも知れない。

誤解することは避けられない。人は常に注意深くあるわけではないので、いくら知識を身に付けたところでやっぱり勘違いしてしまうものだ。

この本の意図する所ではないだろうが、相手をうまく誤解させることが重要。
「注意深く」報告書を作成することで、相手をミスリーディングすることが可能だろう。

残念ながらこの本はそのような役には立ちません。